F-16's Page
Part-24
2023年時点では、在ドイツ唯一の戦闘機航空団となった第52戦闘航空団であるが、前々ページで既述したように、1987年にF-16C/D航空団としてスタートした時には、3個飛行隊。後にF-16C/Dの2個飛行隊(22nd FS/23rd FS)とA-10(81th FS)の1個飛行隊となり、遂にはF-16C/Dの1個飛行隊(480th FS)まで削減されている。つまり 航空団と言っても実際は第480戦闘機中隊1個だけで、中隊規模(恐らくビックスコードロン)のF-16しか持っていない。但し 航空団としては、NATO軍の兵站部隊、レーダー部隊、メンテナンス部隊、医療などの部門を抱える関係で5000人規模の人員と多くの機材を備えており、NATO軍基地の欧州でのハブの役目を負っている。今回、嘉手納に来た12機のF-16Cは、全て第480戦闘機中隊管理の機体であるが、彼らは、アラスカ経由で1月17日に最初の第一陣が到着して、アラスカから来ているF-22A 14機と共に退役するF-15C/Dの穴を暫くの間埋める事になる。
(2023年3月 記)
↑ 3023年3月某日 この日は昨日に引き続きF-16の活発な訓練模様が見れた。相変わらず寝坊の連中ではあるが、F-15C/DとF-22Aとの訓練が入り、トラフィックはビジー! 何とR/W23 RightへF-16Cは振り分けられた。絶好のシャッターチャンスである。
↑ どの機体もF-16Cのブロック50で、携帯するミサイルは、AMRAAMの他、翼下にAIM-9Mか最新のAIM-9Xのダミー弾を付けての飛行訓練だ。離陸は100%アフタバーナーを使用していた。
↑↓ ハブグラス塗料は、電波吸収性の強い塗料なので、本来は、増装タンクまで塗らないとステルス効果が薄くなるはずだが、未だ、そこまでは至っていないようである。ハブグラスV塗装のF-16は、別名ダークバイパーとも呼ばれるが、在欧米軍のこれらの機体にも、SPのレターの上にUSAFE(在欧アメリカ空軍)の徽章がミディアムグレーで書かれている。
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